透明で目立ちにくいマウスピース型矯正装置(インビザライン)

上里スマイル歯科では従来の矯正歯科治療に加え、マウスピース型矯正装置『インビザライン』を導入いたしました。
矯正治療というと、歯の表面に器具を装着するのが一般的です。日本人には6割以上の人がこの矯正装置を装着することが辛い、抵抗があると答えている調査があります。
確かに金属製のボタンとワイヤーを装着するのは見た目の問題はもちろん、日常生活における話すことや食べること、歯を磨くことなど、あらゆることに多少の不便を伴います。
そうした従来の矯正装置とはまったく異なり、透明なマウスピースを使用する矯正治療が『インビザライン』です。薄くて透明な医療用ポリウレタン製のマウスピースを、段階的に交換していくことで歯を動かすという先進的な矯正治療です。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)

透明なマウスピースは目立たないため、装着していることを周りの人に気づかれることもなく、見た目によるストレスが従来の矯正治療に比べて圧倒的に少ないです。矯正治療中でも、口元を気にせず笑ったり、会話することができます。自分でいつでも取り外すことが可能なので、食事も普段どおり楽しむことができます。

自由に取り外しができるとはいえ、1日20時間以上の装着が絶対条件となります。装着時間を守れないと、歯が移動せず治療の段階をすすめることができないばかりか、後戻りをしてマウスピースが入らなくなってしいます。従来の固定式矯正治療に比べて患者様の協力度がより大切になります。
使用する全てのマウスピースは、最初の1回の型取りをもとに制作します。それなので来院時はマウスピースの適合を確認する程度で、ワイヤーをニッパーで外したり、細い針金で縛り上げたりといった従来の矯正治療に付随する処置が必要ありません。患者様の心理的・身体的負担が少ないと言えます。

マウスピース型矯正装置『インビザライン』はあなたの生活に寄り添い、素敵な口元を実現する「大人のための」矯正治療です。詳しくは「矯正無料相談」でご説明いたします。お電話でご予約ください。
tel:0495-71-6224

マウスピース型矯正装置(インビザライン)

マウスピース型矯正装置(インビザライン)とは

マウスピース型矯正装置(インビザライン)とは、コンピュータを用いて作製された透明なマウスピースを段階的(約2週間ごと)につけ替えることで歯を動かす歯科矯正システムです。
マウスピースは患者様一人ひとりのために、治療計画に基づいてカスタムオーダーで製造される矯正装置です。
透明な装置ですので、装着してもほとんど目立ちません。また、必要に応じて取り外すことができます。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)
マウスピース型矯正装置(インビザライン)

マウスピース型矯正装置(インビザライン)はこんな人にオススメです

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の特徴は、装置が透明なマウスピースであるという事です。
装着して日常生活を営んでも他人に気づかれることはほとんどありません。
自分で取り外すことが出来るので、従来のワイヤーを使用した矯正治療よりも非常に快適で気軽に行う事ができます。

透明で、口元は美しいまま

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は薄い透明のプラスティクで出来ています。装着しても注意して覗きこまないとマウスピースだとわかりません。
したがって治療期間中であっても口元を気にせず笑顔を見せることができますし、誰も矯正治療を気づきません。
2週間ごとにマウスピースを順次装着することにより、理想的な歯並びへと近づきます。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)

自分で簡単に取り外せてとても快適です

矯正治療を従来のワイヤーで行う場合、お口の中がむし歯になりやすい状況になってしまいがちですが、取り外しが可能なマウスピースですのでお口の中のケアも簡単で安心です。
自分で取り外しが可能なため、歯みがきがしやすくいつも清潔にすることが出来ます。
食事もこれまで通り行えます。

独自のコンピュータシミュレーション

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、独自の3D治療シミュレーションで作ったプログラムで、段階的に歯が綺麗に並ぶ状態までをシミュレーションしながらマウスピース作る技術です。
0.25㎜づつ変化させたマウスピースを2週間ごとに歯列に装着し、歯を0.25㎜づつ動かしていきます。
3Dデジタル化された歯列から光造形(CAD/CAM)技術を利用して順次変化させたマウスピースを作製する技術は世界でもアラインテクノロジー社(米国)しか行っておりません。

マウスピース矯正のメリット

マウスピース型矯正装置(インビザライン)のメリット

矯正治療特有の痛みはほとんどありません

ワイヤーの矯正装置を使用しないため、装置がお口の中であたる痛みや、それが原因で口内炎が生じることはありません。
矯正治療中は上下の歯をかんだ時にマウスピース全体に力が分散するため、移動中の歯に特に痛みを感じるということがありません。
新しいマウスピースに交換した直後はしめつけられるような感覚(痛みと違和感の間くらいの感覚)がありますが、時間経過とともに消失します。

取り外しができてとても清潔です

マウスピースは取り外し可能なので、歯磨きやフロスも普段通り行えます。
従来型の矯正装置のように装置と歯面の間にプラークが沈着することがないので矯正中は歯や歯周組織を健康に保てます。
また、マウスピースは歯ブラシで簡単に洗浄ができ、いつも綺麗に保つことができます。

食事の時は簡単に取り外せます

食事の時は装置を外すことが可能なので、従来の矯正装置のような食事のたびに食べ物が装置にからみつくわずらわしさがありません。
食事制限がないため通常の食生活が可能です。

金属アレルギーにも安心・口の中が傷つきにくい

マウスピース型矯正装置(インビザライン)はプラスティック製のため、金属アレルギーを引き起こす心配がありません。
重篤な金属アレルギーの方でも安心して矯正治療が可能です。装置のこすれによる痛みはありません。
また、 口の中に針金などがないので傷がつきにくいです。

透明で目立たたないので、話すときも気になりません

マウスピースは薄く透明なので、歯につけていても目立たないのが大きな特長です。
歯茎までの薄くなめらかな装置なので裏側矯正装置のような厚みや凹凸がないためしゃべりづらさや発音障害がありません。
接客業務などの仕事をされている方にも気軽に矯正を始めることができます。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)のメリット

マウスピース矯正のデメリット

マウスピース型矯正装置(インビザライン)のデメリット

マウスピースの装着時間を守らないと歯が動かない

歯科医院でワイヤー、ブラケットを装着したら、次回受診するまで自分では何もしないワイヤー矯正と違い、取り外し式のマウスピースを次々に交換して理想の歯並びに変えてゆく治療ですので、食事や歯みがきの時は外して洗浄をし、1日に20時間以上装着しないと歯が計画通りに移動せず治療の失敗に繋がります。
ご自身で規定時間マウスピースを装着する自信の無い方にはおすすめできません。

治療できないケースがある

患者様の歯並びやお口の状態によっては、マウスピース型矯正装置(インビザライン)では治療できないことがあります。マウスピース型矯正には、従来の矯正とは異なる特有の知識と技術が必要ですが、知識や経験の浅い歯科医が無理な治療計画を立てて失敗するケースも出ているようです。
治療計画を立てるドクターによって、効果や治療結果には大きな差が出ます。途中で転院はできませんので、失敗しないためにも、医院選びはとても重要です。

治療可能な歯並び

空隙歯列(すきっ歯)

交叉咬合(かみ合わせのずれ)

過蓋咬合(オーバーバイト)

下顎前突(受け口)

叢生(乱ぐい歯、八重歯)

開咬(オープンバイト)

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、アメリカのアラインテクノロジー社より提供されている、カスタムメイドの矯正装置で、これまで世界80か国以上で400万人以上の治療実績があります。(2016年10月現在)

インビザライン・システムは、FDA(アメリカ食品医薬品局)の医療機器として認証を受けているマウスピース装置で、ISOを取得している最新の工場で製造されています。

日本において、インビザラインを含む国内外のすべてのカスタムメイドのマウスピース型矯正歯科装置は、それぞれの患者様ごとに作成している装置で、市場流通性がないことから、薬事法上の医療機器にも、歯科技工法上の矯正装置にも該当せず、医薬品副作用被害救済制度が適用されない場合があります。

マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)のマウスピース材料自体は日本の薬事認証を得ており、アレルギー等に関する安全性は確保されています。

治療の流れ

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の治療の流れ
1.コンサルテーション・精密検査・資料採得

歯並びに関してのお悩みをお聞きし、必要な処置や治療期間、費用などをご説明します。
レントゲン・口腔内規格撮影をお取りし、マウスピース型矯正装置(インビザライン)矯正治療に必要な検査を行います。
歯型の印象採得を行います。

2.専門医による治療計画の作製

精密検査の結果に基づき、治療計画を作製し、最終的な3Dシミュレーションをご覧いただきます。
3Dシミュレーションはアラインテクノロジー社が最適なプログラムを提示します。
診断結果、治療計画や治療期間についての説明を行います。治療プログラムの確認を行い、必要があれば修正を行います。

3.マウスピース型矯正装置(インビザライン)発注製作

患者様の同意のもと治療プログラムの承認を行いマウスピース型矯正装置(インビザライン)を発注します。
決定した治療計画をもとにアメリカでマウスピースが製造されます。到着するまで約20日間かかります。

4.治療スタート!

アメリカからマウスピースが空輸されてきます。マウスピースに関する説明と注意事項をご説明します。
その後マウスピースの取り外しの仕方を練習します。治療終了までのマウスピースを全てお渡しします。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)取扱いの注意事項

乱暴にマウスピースを口腔内から取り外すと破折する場合があります。取り外す際は、なるべく奥歯の方から左右均等にマウスピースを浮かせながら少しづつ外してください。
外したマウスピースは紛失防止のためケースにいれるように心がけてください。
マウスピースも歯と同様にプラークが表面に付着します。最低1日に1回は歯と同じように歯ブラシで清掃してください。
マウスピースは煮沸消毒しないでください。マウスピースが変形したり溶けてしまたっりすることがあります。

矯正中は口内を清潔に保つ必要があります

コーヒーの様な着色のある飲料水を飲む時はなるべくマウスピースを外してください。歯に汚れが着きやすくなります。むし歯や歯周病を予防するために、食後は必ず歯を磨いてからマウスピースを装着してください。マウスピースを装着する時は汚れが付着していないかを必ず確認してから装着してください。

5.ご自宅にて

1日20時間以上装着してください。約2週間ごとに次のステップのマウスピースにご自身で交換していただきます。

お手入れ方法

使用中のマウスピースは常に洗浄してから口腔内にセットします。
マウスピースは歯を磨くように普通の歯ブラシを用いてブラッシングし、汚れを取り除いてください。
汚れが気になる方には専用のクリーナーをお勧めしております。
外出時は必ず専用のケースを携帯してください。

6.医院にて(1月ごと)

定期的に来院していただき、歯の動き具合、マウスピース型矯正装置(インビザライン)使用状況、口腔内の状態を確認します。

診査内容

  1. マウスピース装着時間、装着状況
  2. マウスピースの適合状態
  3. かみ合わせの状態
  4. 口腔の衛生状態
  5. 矯正治療に対するモチベーション
  6. 次のマウスピースの適合状態
7.マウスピース全セットの装着を完了

マウスピース全セットの終了にあわせて診療のご予約をしていただきます。
医院にて最終的なかみ合わせをチェックします。

診査内容

  1. 歯が計画どおり動いているかを確認
  2. 治療後のレントゲン撮影、口腔内写真撮影
  3. かみ合わせの確認と調整

さらに歯を動かす必要がある場合はマウスピース追加のための型取りを行ないます。

8.メインテナンス

治療終了後、問題がなければメインテナンスへ移行します。
歯の後戻りを防ぐための保定装置(リテーナー)を作製し、担当医の指示に従って一定期間装着します。

治療費について

インビザライン矯正費用 80万円(税別)
検査費(診断費用込み) 1万円(税別)
調整費(毎月) 2000円(税別)
マウスピース型矯正装置(インビザライン)

マウスピース型矯正装置『インビザライン』はあなたの生活に寄り添い、素敵な口元を実現する「大人のための」矯正治療です。詳しくは「矯正無料相談」でご説明いたします。お電話でご予約ください。
tel:0495-71-6224

インビザラインは米アラインテクノロジー社の製品の商標です。
日本ではインビザラインとも呼ばれているマウスピースを用いた矯正は、インビザラインに限らず世界では大小60以上もの会社が販売しています。その中でもアラインテクノロジー社のインビザラインは世界最大シェアを誇っています。

日本ではこのインビザラインは厚生労働省に薬事承認された医療機器ではなく、雑品扱いとなっています。
日本で『医療機器としての矯正装置』と認められるものは、(1)薬事承認されている材料を使って、(2)「日本の国家試験をパスした歯科医師か歯科技工士が製作したものか、(3)既製品であればそのものが薬事承認されていなければなりません。
インビザラインは、材料そのものは薬事承認されており口の中に入れて問題のあるものではないので(1)はクリアしていますが、人の手で作られたものではないことと、個々の患者さんに合わせてオーダーメイドで作られる装置であるため既製品ではないことから(2)と(3)には該当しません。

以上の事情から、日本においてインビザラインで治療をする場合、歯科医師はこれらのことを患者さんに説明し、同意をいただく必要があります。当院ではインビザラインを使って矯正歯科治療を行う場合、すべての患者さんに以上のことを説明し、書面にて同意を得てから治療を行っています。